黄金のお寺

京都といえば金閣寺という人もいるのではないでしょうか。黄金のお寺。それはお寺のニュアンスとは異なるものなのかもしれませんが、かつてのお寺というのは権力の象徴でもありましたので、黄金のお寺、それは金閣寺を建立した足利義満の権威を如実に表していると言えるでしょう。残念ながら、現在の金閣寺は再建されたものですので、当時のものではないのですが、それでも黄金のお寺は京都の象徴とも言えるものです。京都にはたくさんお寺があります。お寺に対して知識を持っている人にとっては、そのどれもが様々な意味のあるものとなっているのですが、お寺に対してそこまで知識がある訳ではない人も多いのではないでしょうか。
そのような人であっても、金閣寺は見るだけで楽しめるものなのですからとても貴重ですよね。しかし、より深く金閣寺を楽しむためには金閣寺の知識もある程度は必要でしょう。
金閣寺は室町時代、時の将軍足利義満が建立を命じたお寺です。足利義満の権威はとても高まっており、室町時代の全盛期とも呼ばれている時代を作ったのが足利義満です。様々な制度をつくり、そして自分自身、つまりは「将軍」という権威をより一層高める事に成功したのが足利義満なのです。金色のお寺なために金閣寺と呼ばれていますが、本名は鹿苑寺と呼ぶというのはあまり知られていないかもしれません。応仁の乱の際に焼失してしまったのですが、江戸時代になってから再建されたお寺の一つとなっているのです。今では世界遺産にも登録されている事もあり、日本人観光客だけではなく、外国人観光客も多く姿を見る事が出来るのですが、お寺と黄金の組み合わせは、やはり多くの人の驚きを誘っているのです。